児童手当拡充と扶養控除の見直し

6月13日に閣議決定された「こども未来戦略方針」の大きな柱の一つが児童手当の拡充です。

〇児童手当の拡充(2024年10月分から)
 ・高校卒業まで対象拡大
 ・所得制限撤廃
 ・第3子以降の増額

この児童手当の拡充と関連して話題となっているのが扶養控除の見直しです。

扶養控除の見直しに関しては、民主党政権下でのこども手当(現在の児童手当)創設と関連して、年少扶養親族(0~15歳)に対する扶養控除が廃止された経緯があります。また、高校の実質無償化に伴い16~18歳までの特定扶養控除の上乗せ部分も廃止されました。

児童手当が拡充されても、扶養控除が廃止されることにより、一部の子育て世帯には税負担増や手取りの減少が生じるケースもあります。今回も過去と同様に、扶養控除が廃止・減額されるのか、今後の成り行きを注視したいと思います。

国税庁、インボイス発行事業者の登録通知時期の目安を公表

国税庁は令和5年6月13日、インボイス発行事業者の登録通知時期の目安を公表しました。

インボイス制度の開始が近づくにつれて、インボイス発行事業者の登録申請が増加したことで、登録にかかる処理期間が延びています。現在では、e-Tax提出では約1か月半、書面提出では約3か月かかる状況になっています。

具体的に言えば、6月1日から6月15日までに登録申請をした場合、登録通知を受ける時期の目安は、e-Tax提出では7月上旬、書面提出では9月上旬になる見込みです。したがって、登録申請をする際には、e-Tax提出を検討することをおすすめします。

・現在、免税事業者だけど、登録申請をした方がいいの?

・インボイス対応ができていないのでアドバイスして欲しい

このようなお悩みがある方は、当事務所までお気軽にお問い合わせください。

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